マス目で描く、ということ
ドット絵は、小さな正方形のマスを塗って形を作る表現です。縦と横の線はマスに沿ってまっすぐ描けますが、ななめの線や曲線は、マスを階段のように並べて表します。この階段の並べ方によって、線がなめらかに見えるか、ガタガタに見えるかが変わります。
みんなでドット絵のように1ドットずつ参加する共同制作では、自分の置いた1マスが、誰かが描き始めた線の一段になることもあります。線の基本的な考え方を知っておくと、輪郭の続きを置くときに迷いにくくなります。
階段の段の長さをそろえる
ななめの線をきれいに見せるコツは、階段の一段ごとの長さをそろえることです。たとえば「横に2マス進んで1マス上がる」を繰り返すと、一定の角度の線に見えます。途中で1マス、3マス、2マスとばらばらになると、線が折れ曲がったように見えやすくなります。
共同キャンバスで輪郭の続きを置くときは、すでにある階段の段の長さを数えてみてください。同じリズムで続ければ、線の角度を保てます。角度を変えたいときは、段の長さを少しずつ変えていくと、自然な曲がり方になります。
丸い形は、段の長さを少しずつ変える
円や丸みのある形は、段の長さを少しずつ変えることで表現します。上下や左右の端では長い段を、ななめの部分では短い段を並べると、角ばらずに丸く見えます。段の長さが急に大きく変わると、その部分だけとがって見えることがあります。
小さな丸を描くときは、あえて四隅のマスを空けておくだけでも丸く見えることがあります。すべてのマスを埋めることにこだわらず、全体の中でどう見えるかを基準にしましょう。
余分な1マスに気をつける
線の角に、1マスだけ飛び出したようなドットがあると、線が太く、ぼやけて見えることがあります。輪郭をなぞるときは、線が必要以上に太くなっていないかを確かめてみてください。1マス少ないだけで、線がすっきりと読みやすくなることがあります。
ここで紹介したのはドット絵の一般的な考え方で、守らなければいけない決まりではありません。あえてガタガタの線で味を出す表現もあります。共同キャンバスでは周りの描き方に合わせることを優先しながら、線を置くときの目安として活用してください。